杉内、奪三振ショーで2勝目も「最後は燃料切れ」

[ 2012年4月17日 21:30 ]

8回2死一、三塁、森野を三ゴロに打ち取りガッツポーズする巨人・杉内

セ・リーグ 巨人4-1中日

(4月17日 ナゴヤD)
 試合後、杉内は高々と右手を上げてファンの声援に応えた。8回4安打1失点。奪った三振は2ケタ「10」。今季2勝目に納得の笑顔を浮かべた。

 「初回から飛ばし過ぎて、最後は燃料切れでしたね」。初回、いきなり1死一、三塁のピンチを招いたが、ここを連続三振で切り抜けると2回以降は7回までパーフェクト。中日打線を封じ込め、試合の流れを渡さなかった。8回、先頭の平田に一発を浴びたが、後続を気迫で抑え込み、9回は抑えの西村に託した。

 圧巻の奪三振ショーには「三振が結構多かったし、自分らしいピッチングができたかなと思う」。それでも満足はしていない。「7、8回で体に疲れがたまった。調整して、9回完投できるようにしたい」。

 巨人の背番号18を背負う男にとって、真の輝きを放つのは“まだまだこれから”といわんばかりだった。

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2012年4月17日のニュース