13失点バッテリーに渡辺監督怒号「仲良し軍団じゃダメ」

[ 2012年4月17日 06:00 ]

<西・日>日本ハムに大差で敗れ、引き揚げる渡辺監督

パ・リーグ 西武0-13日本ハム

(4月16日 西武D)
 今季初の2桁失点で惨敗。試合後、ベンチ裏の控室ではバッテリーに向けて西武・渡辺監督の怒号が響いた。「仲良し軍団じゃダメだ!投手がゼロに抑えれば負けはないんだ!」。攻守ともに精彩を欠き、球団ワーストの本拠地開幕6連敗で借金6。指揮官は「このふがいないゲームを選手がどう受け止めるか。ファンの期待を裏切ることになって申し訳なく思っている」と話し、約1分で会見を切り上げた。

 守備は4失策。5回には10日に1軍初出場したばかりで、右翼先発2試合目の3年目・石川がスレッジの右前打の処理をもたつく間に一塁走者の生還を許し、試合後に2軍降格が決まった。中継ぎ陣も7回に3人で6失点。指揮官のカミナリが落ちるのも無理はなかった。髪を短く刈って試合に臨んだ主将の栗山は「ひきずらないことが大事」。今はただ前を向くしかない。

 ▼西武・西口(6回4失点で今季初黒星)初回に点を取られ、いいリズムをつくれなかった。

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2012年4月17日のニュース