46歳8カ月4日での先発勝利…44歳・金本と珍記録も

[ 2012年4月16日 06:00 ]

<神・中>今季初勝利の中日・山本昌(右)は森野からウイニングボールを受け取る

セ・リーグ 中日3-0阪神

(4月15日 甲子園)
 中日の山本昌が15日、甲子園で行われた阪神戦に先発。8回2安打6三振無失点に抑え、今季初勝利を挙げた。46歳8カ月4日での勝利は1948年に浜崎真二(阪急)がマークした最年長先発勝利のプロ野球記録(46歳8カ月)を64年ぶりに塗り替えた。

 ≪プロ野球最年長先発勝利記録を64年ぶりに塗り替える≫46歳8カ月の山本昌(中)が8回無失点で今季初勝利。セでは工藤公康(横)が09年7月1日ヤクルト戦でマークした46歳1カ月を更新する最年長勝利となった。また先発勝利は浜崎真二(阪急)が48年8月10日南海戦で同じ46歳8カ月で記録しているが、山本昌はこれを4日上回り、プロ野球最年長記録を64年ぶりに塗り替えた。なお、通算勝利は211勝となり杉下茂の持つ球団最多記録に並んだ。

 ≪金本と合計年齢90歳以上の顔合わせは62年ぶり≫この日は44歳0カ月の金本(神)と3打席対戦。合計年齢が90歳以上の顔合わせは珍しく、50年11月5日阪急―毎日戦でともに48歳だった浜崎真二(阪急)と湯浅禎夫(毎日)以来62年ぶり2度目。

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2012年4月16日のニュース