福井、課題と収穫があった初登板「セットのバランス悪すぎた」

セ・リーグ 広島２―１巨人

（4月4日 マツダ）
　広島の２年目右腕、福井は課題と収穫があった今季初登板となった。五回２死満塁の場面でスライダーが抜けて暴投になり失点するなど、走者を出してから制球を乱して５回１失点。「調子自体は良かった。セットポジションでのバランスが悪すぎた」と頭をかいた。

　ただ、直球の最速は１４９キロをマークし、三回には３者連続三振を奪うなど自己最多に並ぶ８奪三振だった。福井は「いいところもあった。反省して次につなげたい」と話した。