オリックス逆転勝ちで今季初勝利!岡田監督「明日からすっきり」

[ 2012年4月3日 20:20 ]

日本ハムに勝利し、喜ぶオリックスナイン

パ・リーグ オリックス5-4日本ハム

(4月3日 札幌D)
 オリックスが逆転勝ちで今季初勝利を挙げた。2―3の6回にバルディリスの中越え二塁打で追い付き、赤田の右前打で勝ち越し、さらに大引の中前打で加点した。日本ハムはケッペルが6回に崩れ、救援した谷元も踏ん張れなかった。

 初回、オリックスは大引、後藤の安打で築いた1死一、三塁で、李大浩の遊ゴロ間に先制。さらに高橋信、T-岡田、バルディリスの連打で2点目を挙げた。

 1日には零敗した日本ハム打線は2点を追う2回2死二、三塁から田中、稲葉の適時打で同点に。続く糸井が真ん中高めの135キロを左前に運んで3点目を挙げ、逆転した。

 開幕から4戦連続安打を放っている陽岱鋼ら、下位打線がつくったチャンス。試合前練習から少しフォームを変えて臨んだ糸井は「みんなでつくった流れに打たせてもらった」と勢いに便乗した。

 しかしオリックスは6回、高橋信が二塁打、T-岡田が四球を選んだ無死一、二塁でバルディリスがタイムリー適時二塁打を放ち同点。さらに赤田、大引の適時打でこの回3点を加え逆転に成功した。大引は「いい流れに乗って打つことができた」と満足そうだった。オリックスは9回に1点を失ったが5―4で逃げ切り、今季初勝利を挙げた。

 開幕3連戦でわずか4得点だった打線が奮起して逆転勝ち。岡田監督は「一つ勝つのはこれだけしんどいということよ」と安堵感を浮かべた。指揮官は「苦しんだ分、明日からすっきりいくと思うよ」と話した。悪い流れを断った初白星を浮上のきっかけとしたいところだ。

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