大阪桐蔭 初のセンバツ決勝進出 本塁打攻勢で決めた!

[ 2012年4月2日 12:46 ]

<大阪桐蔭―健大高崎>8回裏大阪桐蔭無死、森が左中間に決勝の本塁打を放つ

 第84回選抜高校野球大会第11日は2日、甲子園球場で準決勝を行い、初4強同士の対決となった第1試合は大阪桐蔭(大阪)が2本の本塁打などで高崎健康福祉大高崎(群馬)を3-1で振り切った。大阪府勢の決勝進出は1998年第70回大会の関大一以来14年ぶり。

 大阪桐蔭・藤浪と健大高崎・三木の両エースによる行き詰まる投手戦。先制したのは大阪桐蔭。2回、1死一、二塁から白水が右前打を放ち1-0。試合が動かないまま迎えた8回、健大高崎は先頭打者の竹内の左翼ポール際に入るソロ本塁打で同点に。しかし、その裏、大阪桐蔭が森、笠松の2本のソロ本塁打で突き放した。

 エース藤浪が最速151キロの直球と多彩な変化球のコンビネーションの打たせて取る投球で、健大高崎打線を7安打1失点に抑え完投した。

 準々決勝までの3試合で16盗塁の健大高崎は藤浪の前に機動力を封じられる苦しい展開。8回の同点本塁打で見せ場は作ったが、エース三木が終盤につかまった。

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