ダル イチロー対策は登板日まで封印!自身の調整専念へ

[ 2012年4月2日 06:00 ]

笑顔で練習するレンジャーズのダルビッシュ

 イチロー対策は登板日まで封印!?レンジャーズ首脳陣は、9日(日本時間10日)のマリナーズ戦で公式戦デビューするダルビッシュに登板日までマ軍情報を与えない意向を示した。自身の調整に専念させるのが狙いでアンディ・ホーキンズ・ブルペンコーチは「投げる当日まではミーティングも行わない」と説明した。

 ダルビッシュは3月30日ロッキーズ戦でオープン戦では最近5年間で球団最多記録となる11三振を奪い、メジャー打者相手の調整を終了。初登板まで10日を切り準備を始めてもいい時期だが、首脳陣はマ軍のデータを詰め込ませるよりもフォーム固めや各球種の完成度を高めることを最優先させる。登板当日は時間を割いてイチローら各打者の傾向を分析。同コーチは「当日は(マイク)マダックス投手コーチと捕手を交えた個別ミーティングをする」と話した。

 ダルビッシュはこの日キャッチボールの後に球団スタッフを座らせ、変化球の球筋を入念にチェック。今後は4日(同5日)にテキサス州フリスコでレ軍傘下2A相手に先発し最終調整する。

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2012年4月2日のニュース