初出場の健大高崎 15安打9点爆勝!群馬県勢34年ぶり4強

[ 2012年3月30日 15:56 ]

<健大高崎―鳴門>7回表健大高崎無死二、三塁、長坂が左越えに3ランを放つ

 第84回選抜高校野球大会第9日は30日、甲子園球場で準々決勝を行い、第2試合は15安打を放った高崎健康福祉大高崎(群馬)が鳴門(徳島)を9―1と圧倒し、初出場ながら4強進出。群馬県勢としては、1978年第50回大会の桐生以来、34年ぶりのベスト4入りを果たした。

 健大高崎は初回、無死一、三塁から長坂の右前打で先制。続く内田の中越え2塁打で1点を追加し試合の主導権を握ると、5回にも中山、長坂の連続適時打でさらに2点、7回には長坂の左越え3ランなど、打者一巡の猛攻で5点を加え、試合を決定づけた。

 甲子園初登板となった背番号「10」の生井が好投。パームボールを有効に使い、6回5安打1失点。7回からは倉本、神戸、下田とつなぐ磐石リレーで、鳴門に付け入る隙を与えなかった。

 2試合連続延長サヨナラで勝ち進んだ鳴門は、3点のビハインドで迎えた6回の守備からエース後藤田を2番手として投入し、反撃の機会をうかがったが、7回にその後藤田が集中打を浴び、3戦連続の奇跡を起こすことはできなかった。

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