2回戦とは別人…甲子園にのまれた浦学エース「自分の弱さ出た」

[ 2012年3月30日 15:18 ]

<浦和学院―大阪桐蔭>9回表、同点に追いつかれ、肩を落とす2番手で登板した浦和学院・佐藤(左から2人目)

第84回選抜高校野球第9日 準々決勝 浦和学院2―3大阪桐蔭

(3月30日 甲子園)
 浦和学院はエース佐藤が9回に逆転を許し、20年ぶりの4強を逃した。1死一塁で安井に高めに浮いた球を左中間二塁打とされて同点。三振を奪った後、白水には中前に運ばれて逆転を許した。

 2回戦で完封した右腕とは別人だった。表情を硬くする背番号1に、森監督は「球場の雰囲気にのまれていた。表情、投球を含めて自信を持って投げていた姿とは違う」と話した。

 佐藤は「勝負どころでしっかり厳しいコースに投げきれない自分の弱さが出てしまった」と反省。「もっと成長してもう一度甲子園に来たい」と何度も繰り返した。

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2012年3月30日のニュース