聖光 また横浜に大敗…でも「できることはやった」

[ 2012年3月30日 06:00 ]

<聖光学院・横浜>8回表無死一塁、三塁、柳に適時打を打たれ、苦笑いを見せる投手・岡野

センバツ2回戦 聖光学院1-7横浜

(3月29日 甲子園)
 聖光学院は08年夏の甲子園で1―15で敗れた横浜に再び大敗した。1回戦・鳥羽(京都)戦で完封した岡野だったが、快投の再現とはいかなかった。

 生命線の制球力が乱れ、8回途中まで投げて7失点の右腕は「甘い球が多く、それを相手に捉えられた」と下を向いた。東日本大震災で、宮城県石巻市の実家の1階は浸水。プレーで被災者を元気づけようと努めてきた岡野は「何かを伝えられたかは分からないが、自分ができることはやったかなと思う」と、最後は胸を張って甲子園を後にした。

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2012年3月30日のニュース