履正社 恐れてしまった三振 投手リレーも機能せず

[ 2012年3月29日 12:02 ]

<履正社―愛工大名電>3回表、愛工大名電に4点を許し、阪本(11)にマウンドを譲る履正社先発の東野

第84回選抜高校野球大会第8日 2回戦 履正社2―9愛工大名電

(3月29日 甲子園)
 1回戦で14奪三振の左腕、愛工大名電・浜田に臆せず「バットを振り切れ」と指示した履正社・岡田監督だったが、選手は指揮官が思う以上に三振を恐れてしまったようだ。

 各打者が当てにいく打撃になり、凡打の山に。その間に4点を先制されて主導権を失った。「あの4点が痛かった。投手を代えておけばよかった。私の責任」と悔やむ岡田監督。後手に回った投手リレーは機能せず、実力きっ抗の4投手は力が出せぬまま、昨春の4強の成績は超えられず、甲子園を去った。

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2012年3月29日のニュース