黒田7回2失点 走者置いて安定感発揮「開幕してもいいくらい」

[ 2012年3月29日 08:17 ]

ブレーブス戦に先発し、7回6安打2失点のヤンキース・黒田

オープン戦 ヤンキース5―5ブレーブス

(3月28日 フロリダ州オーランド)
 ヤンキースの黒田はブレーブス戦に先発して7回を投げ、6安打2失点、無四球6三振だった。チームは延長10回、5―5で引き分けた。

 初めてシーズンと同じ100球をめどに投げ、抜群の安定感を示した黒田。「開幕してもいいくらいの状態までは来ている」と納得の表情を浮かべた。

 98球を投げて連打を許さず6安打2失点。3回1死二塁から好打の1、2番を連続空振り三振。4、6回には狙い通り、中軸から変化球で併殺を奪った。無四球で失点は暴投とソロ本塁打によるもの。7回はフリーマンに変化球を本塁打された以外は3三振を奪った。

 「全体的に良かった。暴投はもったいなかったが、あとはある程度イメージ通りの投球ができた」と黒田。次回は4月2日のマーリンズ戦で投げ、同7日のレイズ戦でシーズン初登板の予定。ジラルディ監督は、黒田に同13日の本拠地開幕戦を任せることを発表しており「何年も見てきて、やはり思った通りの投手だった」と満足そうだった。

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2012年3月29日のニュース