別府青山 痛恨のサイン見落とし「複雑だったかな」

[ 2012年3月27日 11:14 ]

第84選抜高校野球1回戦 別府青山0―1関東一

(3月27日 甲子園)
 唯一といっていいチャンスをサインの見落としで逸した。

 1点を追う8回無死一、三塁で別府青山・伊藤監督が出したサインはスクイズ。が、打者が見逃した。本塁に向かってスタートを切っていた、三塁走者は三本間に挟まれ、タッチアウト。一塁走者が二塁へ進んだが、気分が楽になった関東一のエース中村は、後続を連続三振に仕留めた。

 「スクイズにもいくつかサインがあって、複雑だったかな」と伊藤監督。選抜初出場の大舞台で、いかに冷静に普段通りの野球をするのが難しいかが分かる、典型的なシーンだった。

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2012年3月27日のニュース