自信のぞかせる近江・村田 高崎・島田は前向きに

[ 2012年3月24日 17:30 ]

 1回戦の第3試合は降雨ノーゲームで25日に順延となった。両校の表情を見てみると…。

 ▽近江

 近江の多賀監督は水入りに苦笑いしながら「ノックができて、序盤に試合ができたことをよしとしたい。プラスに考えてやっていきたい」と話した。

 先発の村田は打たせて取る投球で、3回を三者凡退に抑える完璧な内容だった。村田は「自分は、あのままやりたかった」と言いながらも「いい練習というか、感覚はつかめた」と実戦のマウンドでの登板に手応えをつかんだ様子。「省エネ投球ができたらいい」と自信をのぞかせた。

 ▽高崎

 グラウンド一面が水たまりになった状況に、境原監督は「あの中でやるのは微妙。仕切り直しでよかった」と穏やかな表情だった。2日続けての順延にも「彼らはオンオフの切り替えがうまい」と心配はない様子だ。

 3回、投球が完全に抜けてボールとなったところでの中断で、島田は「正直ほっとした」と率直に話した。この日は走者を背負っての投球が続いたが「いい練習ができた。生きた球を投げられれば勝負になる」と前向きだった。

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2012年3月24日のニュース