マエケン23日ソフトB戦で開幕戦予行演習

[ 2012年3月23日 06:00 ]

キャッチボールで登板前日の調整を行う前田健

 赤ヘルのエースが日本一打線を相手に最終リハーサルを行う。3年連続3回目の開幕投手を務めることが決定的な広島・前田健太投手(23)が23日のソフトバンク戦(ヤフードーム)で先発。開幕前の最終登板では、シーズン仕様の投球で結果を求める。

 リハーサルの舞台としては申し分ない。

 「公式戦のつもりで試合に入りたい。今までは試してきたけど、気持ちを高ぶらせ、結果を求めて抑えに行きたい」

 場所は開幕戦の舞台・ナゴヤドームと同じドーム球場。マエケンにとっては今季初のナイター登板となり、相手は12球団屈指の強力打線と好材料がそろう。

 「開幕前にいい打線のチームに投げられるのは嬉しい。いい準備で、いい形で終わりたい」

 100球をメドに、1週間後を想定しながら、全力で投球する構えだ。

 開幕投手について明言してこなかった野村監督だが「もう決めているよ」と腹は決めた。相手開幕投手は吉見が決まっている。「僕が打たれない限りは接戦になる。明日もいいリズムで抑えに行こうと思う」。開幕戦を勝利で飾るため、エースが鷹打線を封じに行く。

続きを表示

2012年3月23日のニュース