栗山監督 斎藤に「きょうは0点」も開幕での起用を示唆

[ 2012年3月17日 07:09 ]

<D・日>3回2死二塁、斎藤は本塁打を打たれ悔しそうな表情

オープン戦 日本ハム0-3DeNA

(3月16日 横浜)
 日本ハムの斎藤佑樹投手(23)が、2年目にして開幕投手を務めることが確定的となった。
【試合結果】

 5年連続で開幕投手を務めていた絶対エースのダルビッシュが抜けた今季の日本ハム。

 栗山監督は斎藤の開幕投手を基本線としてキャンプから実戦のローテーションを組み、登板前には「バットに当たったら罰金」など、時には冗談を交えながらも、高いハードルを課してきた。そこには、開幕投手という大役を乗り越えることがさらなる斎藤の成長につながるとの思いもある。

 試合後、栗山監督は「コントロールミスが多かった。きょうは0点」とこれまで同様、厳しい言葉を並べた。それでも6回3失点という最低限のラインをクリアしたことを「もっと点を取られるかと思った。ボロボロに打たれたら(開幕は)違う選択肢になっていたけど、あれが佑樹の良さ」と評価。その上で「今後は斎藤がチームの中心になっていかなくてはいけないから」として、開幕での起用を示唆した。

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2012年3月17日のニュース