巨人・桃井社長「違反一切ない」 内部資料の流出は認める

[ 2012年3月15日 21:00 ]

 プロ野球巨人が、過去に一部選手の入団時に契約金の「最高標準額」を超える契約を結んでいた問題で、巨人の桃井恒和球団社長は15日、東京都内の球団事務所で報道陣に対応し「最高標準額は目安であって上限ではない。ルール違反は一切なかったというのが球団の認識」と主張した。

 契約が球界で申し合わせていた1億5000万円(出来高払い5000万円を含む)の最高標準額を超過していたかについて、桃井球団社長は「契約の中身はプライバシーそのもの」として明らかにしなかったが、朝日新聞が報道の根拠とした内部資料については「取材の中で提示されてはいないが、調べたところ内部資料が少なからず流出していたことは確かだろう」との見解を示した。

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2012年3月15日のニュース