契約金超過報道に反論 巨人「最高標準額はあくまで標準。上限ではない」

[ 2012年3月15日 08:51 ]

 朝日新聞が15日未明、巨人の6選手の契約金が球界で申し合わせた「最高標準額」の1億円プラス出来高払い5千万円を上回り、計36億円の契約だったと報道。巨人は同日に「社会的非難に当たらないと考える」などと主張した反論文書を発表した。

 契約金の最高標準額は93年のドラフトから大学生や社会人選手の入団希望を反映させる逆指名制度が導入された際、高騰化防止を目的とし、1億円とすることを申し合わせた。翌年からは成績などに応じて5千万円まで支払える出来高払いを設定できるように。その後、07年11月の実行委員会で契約金の上限が1億円、出来高を契約金の50%とすることが決定した。

 巨人の反論文書によると、朝日新聞から取材を受けた巨人は14日午後に同社に対し「最高標準額はあくまで標準であって上限ではない」などと説明。その上で「税務申告も適正に行っており違法とみなされる点もない」と反論した。

続きを表示

2012年3月15日のニュース