ダル試練の初失点 「体が投げたいように投げさせた」61球

[ 2012年3月14日 10:45 ]

インディアンス戦登板後の記者会見で、悔しそうな表情を見せるレンジャーズのダルビッシュ

オープン戦 レンジャーズ8―8インディアンス

(3月13日 アリゾナ州グッドイヤー)
 ダルビッシュはオープン戦2度目の先発で3回3安打2失点。4四球など制球に四苦八苦し、予定の50球を大幅に超える61球を投げた試合を「テーマは持たず、体が投げたいように投げさせた」と独特の表現で振り返った。

 1回の先頭打者から連続四球。直球とツーシームが高めに浮いてはマウンドで首をかしげる。スライダーを増やし、相手の盗塁死にも助けられ、2回まではどうにか0点でかわした。

 3回、二塁打と連続四球で満塁。直後に2番打者に速球で右前適時打を浴びた。「自分のコンディションがいい状態ではなく、球がばらついていた」と振り返った。次打者を併殺打に打ち取る間にも失点したが、適時打の後は無難に抑えて大量失点を逃れる意地は見せた。(共同)

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