セガサミー投手軸に初Vだ!12日開幕東京スポニチ大会

[ 2012年3月12日 06:00 ]

スポニチ大会での健闘を誓うセガサミーの上津原(左)と大山

 第67回東京スポニチ大会(スポーツニッポン新聞社、日本野球関東地区連盟主催)が、12日から16チームが参加して行われる。3日間予選リーグを行い、各ブロックの1位チームによる決勝トーナメントを15日に行う。就任2年目の西詰嘉明監督(42)が率いるセガサミーは初日に三菱重工名古屋と対戦。投手陣を軸に大会初優勝を狙う。なお、優勝チームには今秋の日本選手権の出場権が与えられる。

 悔しさを胸に、セガサミーがスポニチ大会に臨む。昨年の同大会は予選リーグ3戦全敗。西詰監督は「春先は投手が有利。投手陣は順調に来ている。交代時期やローテーションがうまくいけば、上に進めると思う」と自信を見せる。

 投手陣の屋台骨を支えるのは、入社2年目の左腕・大山だ。「キャンプでは真っすぐの切れを上げることをテーマにやってきました。投げる試合は負けたくない」と力を込める。1メートル68と小柄だが、140キロ台中盤の直球を武器とし、プロのスカウトも注目する。それでも「プロを意識して野球をやっていたら結果が出ないと思うので、考えないようにしています」と自然体でマウンドに上がる構えだ。

 投手で主将を務める上津原はフル回転を誓う。「今年は都市対抗で優勝するために厳しい練習をやってきた。スポニチ大会から100%で臨みたい。どこでも投げる準備をしたい」。昨年の都市対抗ではJR東日本が優勝し、準優勝はNTT東日本。「普段から試合をしている東京のチームが上まで行ったので、刺激になりました」と意気込みを語った。

 創部7年目。西詰監督は「コーチ、マネジャー、トレーナーを含めて一体となってやっていきたい」と初優勝に照準を定めている。

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2012年3月12日のニュース