中畑監督 オープン戦後のチーム練習をファンに公開

[ 2012年3月10日 06:00 ]

「寒いぜ」とおどけるDeNAの中畑監督

 DeNAの中畑監督が、本拠・横浜スタジアムで行うオープン戦後のチーム練習をファンに公開する考えを明かした。この日も雨のため全体練習が行えず、横浜スタジアム内の室内練習場を使用。グラウンドで予定していたバッテリー間と野手間のサインプレーも中止となり、恨めしそうに雨空を見上げた。

 「消化不良。サインプレーも含めて時間をかけてやろうと決めてたのに…」。それでもめげないのがキヨシ流。「オープン戦の後にやるかも。お客さんにも“見たい方はどうぞ”って公開してもいいしね」とファンサービスにも大乗り気だ。

 2月28日の沖縄・宜野湾キャンプ打ち上げ後、ここまで全体練習は2日間しか行われていない。しかもこの日が中止になったことで、次回の全体練習予定は開幕3日前の27日。細かいサインプレーは、できるだけ数多く確認しておきたい。そのため指揮官は、地元で残り10試合行われるオープン戦後の時間を有効活用する手段を思いついた。さらに練習を公開することで、沖縄まで足を運べなかった地元ファンへのサービスにもつながる。「お客さんもプロの練習って見たいと思うのよ。いいアイデアでしょ。自分で自分を褒めたい!」と笑顔で自画自賛した。

 中畑監督は10日、西武とのオープン戦(西武ドーム)終了後に東京ドームへ直行。テレビで東日本大震災復興支援試合のゲスト解説を務める。相変わらずの多忙ぶりとサービス精神。これぞキヨシの生きる道、だ。

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2012年3月10日のニュース