宮国 一発浴びても堂々 川口コーチ「19歳らしくない」

[ 2012年3月8日 08:02 ]

<オープン戦 広・巨>3回を投げ終え、笑顔でベンチに戻る宮国

オープン戦 巨人4-4広島

(3月7日 倉敷)
 巨人の宮国が広島とのオープン戦に先発。対外試合4試合目にして松山に本塁打を打たれ初失点。それでも4回1失点で、開幕ローテーションへさらに前進した。

 本塁打を打たれても、そのまま崩れないのが宮国の強さだ。続く4番・栗原を三ゴロ。栗原とは4回にも対戦し、スライダーで空振り三振を奪ってみせた。

 4回を3安打1失点。終わってみれば、見事なコイ料理だった。「初回の1点に悔いが残る。初回をなくせば、後は自分の投球ができた」。そう振り返る19歳右腕に対し、川口投手総合コーチは「本塁打を打たれた次の回の先頭打者にも落ち着いていた。19歳らしくない」と目を丸くした。

続きを表示

この記事のフォト

2012年3月8日のニュース