西武投手陣が巨人を完封…十亀に渡辺監督「あれぐらいは投げられる」

[ 2012年3月4日 17:02 ]

4回から登板し、3回を無失点と好投した西武・十亀

オープン戦 西武4―0巨人

(3月4日 東京D)
 西武の先発候補の岸、十亀ともに3回無失点。渡辺監督の期待に応える投球をみせた。

 岸は直球だけでなく、カーブなどの変化球に切れがあり、2安打3奪三振。「巨人打線は直球だけじゃ抑えられないから」と話しつつ、変化球を試していたが、1本もバットの芯でとらえられなかったことに納得の表情だった。

 一方のルーキー十亀は制球が良く無安打投球。日大の先輩で「テレビで見る人」(十亀)になってしまった長野には意識して四球を与えたが、強気に内角を攻め、巨人打線にまともなバッティングをさせなかった。

 それでも渡辺監督は「あれぐらいは投げられると思った」と涼しい顔。ルーキーという見方はもうしておらず、完全に戦力として計算に入れているようだ。

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2012年3月4日のニュース