デホ抜きでも強い!ドラ4海田3回無安打、オリ6連勝

[ 2012年3月4日 06:00 ]

<神・オ>4回から登板し好投を見せた海田

オープン戦 オリックス4-0阪神

(3月3日 安芸)
 デホ抜きでもこの強さ! 岡田オリックスが和田虎を粉砕して対外試合6連勝だ。オープン戦初戦で阪神と激突。超大物助っ人・李大浩(イ・デホ)不在でもガッチリ戦力がかみ合い、4-0で快勝した。

 ただ、勝利を積み重ねているだけじゃない。新戦力が機能する連勝街道に岡田監督の期待も膨らむ。先発の中山が3回を4奪三振、無失点と快投。開幕ローテーション左腕が万全の滑り出しを見せた中、2番手で登板した新人も3回無失点で続いた。ドラフト4位左腕の海田だ。

 「左でもう1枚、先発が欲しいから、きょうは3イニングいかせた。中山とはまた違うタイプでおもしろい。西武戦(2月26日)でも右打者にどんどん投げ込んでるもんな」

 岡田監督が高評価した海田は4回から登板。1死から鳥谷をスライダーで空振り三振に仕留め、続くマートンを右邪飛。骨のある虎の3、4番をひねりつぶした。新球のシュートも交え、内野ゴロは実に7個。「ゴロアウトは自分らしかった」。開幕ローテ入りへ、左のマクレーンらとレベルの高い競争が続く。

 打撃でも新戦力が光った。9回、先頭の川端が右前打で出塁。2死三塁から、今度は小島が中前へ運び、川端が生還。勝負を決めた。「展開的にもあそこで(1点)欲しいところやからな」と指揮官。観戦した母・サカヨさんも今年の岡田オリックスの強さを確信したに違いない。

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2012年3月4日のニュース