新球「シンゴボール」の正体とは…小野“直球”で幻惑

[ 2012年3月4日 06:00 ]

<ソ・ロ>4回を投げ1失点に抑えた小野

オープン戦 ロッテ1-1ソフトバンク

(3月3日 ヤフーD)
 ロッテ先発の小野が「新球」を駆使して4回1失点と好投した。最速140キロの新球はなんと直球だ。

 昨季まではシュート、スライダー、カットボールが軸。直球の比率が極端に少なく「去年は(全投球の)2%ぐらい。直球は自分の中では変化球」という。「やっと投げ方が分かってきた」と手応えをつかみ、この日は53球のうち約4割と大幅に比率アップ。捕手の里崎が「シンゴボール」と命名した直球で相手打線を幻惑。キャンプで取り組んだサイド気味のフォームも披露。先発ローテーション入りを狙うプロ19年目右腕は進化を続ける。

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2012年3月4日のニュース