始球式で“大魔神”佐々木氏VS“ボビー”ローズ氏

[ 2012年3月3日 06:00 ]

 大魔神と球団史上最強助っ人のガチンコ対決で、中畑DeNAの船出に花を添える。DeNAが本拠地開幕となる4月3日の中日戦(横浜)の始球式に球団OBで98年日本一メンバーの佐々木主浩氏(44)とロバート・ローズ氏(44)を起用することが2日、分かった。近日中にも発表される。

 横浜を象徴する投打のヒーローが帰ってくる。佐々木氏は140キロを超える鋭い落差のフォークを武器に、5度の最優秀救援投手を獲得。98年には51試合登板で45セーブ、防御率0・64でMVPを受賞し、愛称の「ハマの大魔神」は同年の流行語大賞にも選ばれた。

 「ボビー」の愛称で親しまれたローズ氏は来日1年目の93年に打点王を獲得。96年から不動の4番でマシンガン打線の中軸を担い、99年に打率・369、153打点で2冠と在籍8年間で通算打率・325を残した。

 当日は佐々木氏がマウンド、ローズ氏はバッターボックスに立ち真剣勝負。新球団にも横浜が最も輝いた14年前の魂は継承される。伝説化されているスーパースターの競演。球場のボルテージが最高潮に達することは必至だ。

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2012年3月3日のニュース