阪神トップ3が緊急会談 ファン望むなら予告先発OK

[ 2012年3月3日 06:00 ]

広田神社に参拝しお神酒を頂く阪神・和田監督

 阪神は2日、今季の導入が議論されているセ・リーグの予告先発について、坂井信也オーナー、南信男球団社長、和田監督が甲子園球場で緊急会談を開いた。

 南球団社長は「何が何でも反対というわけではない。本当にファンが望んでいるなら、ファンサービスとしてやればいい」との考え方を説明した。また「予告先発が面白いのか、ファンが喜ぶのかというのがある」との懸念も示し、短期決戦のクライマックスシリーズ(CS)や日本シリーズについては「事前の作戦、駆け引きも大きな要素。同じやり方というのは反対」とした。また、和田監督は「あとは上(球団)の判断に任せる」と話し、現場として最終決断を委ねる意向を示した。阪神は1日のセ・リーグ理事会で6球団の中で唯一、導入に慎重な姿勢を示していた。

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2012年3月3日のニュース