斎藤対策は万全…ベストオーダーの燕打線 開幕阻止だ

[ 2012年3月3日 06:00 ]

 ヤクルト打線は開幕投手を狙う日本ハム・斎藤に試練を与える。右肘痛のバレンティン以外、ベテランの宮本も今季初めて守備(三塁)に就くほぼベストのオーダー。そう簡単に、開幕ノルマを達成させたりしない。

 23日の練習試合(名護)では4回で3安打4四球1得点と攻略しきれなかった。小川監督は「コースを狙っていくから球数が増える投手。己を知った投球で、球も動いていた」と分析。伊勢総合コーチも「低めに一生懸命に投げていた」と評価し、対策として「追い込まれるまで低めはストライクでも捨て、ゾーンを上げていかないと点は取れない」と話した。

 低めに集め、直球でも微妙に動かして打ち取るのが斎藤の特徴。前回はその低めの動く球を引っ張って一ゴロに倒れた上田は「開幕投手が懸かるならそれだけ力を入れてくると思う。こっちもしっかり結果を残したい」。早大の先輩、田中も「テンポが良くなっているので注意したい。後輩ということは別にして思い切っていきます」。オープン戦とはいえ、攻略へ手ぐすね引いていた。

続きを表示

2012年3月3日のニュース