大石 4回無失点7奪三振「チャンス 何が何でも」

[ 2012年3月1日 16:28 ]

 西武の大石が1日、高知市の春野球場でのLG(韓国)との練習試合に先発。4回を2安打無失点に抑えた。

 最速は141キロだったが、打者14人のうち半分を三振で仕留め、6つを直球で奪った。「課題はあるが、ゼロで抑えられたのはいいこと。久しぶりに直球で三振を取れてホッとしている」。鳴り物入りで入団してから1年。即戦力どころか、期待を裏切った。それだけに結果が欲しかった。

 4回無死一、三塁の最大のピンチで相手の中軸を空振り三振と併殺に打ち取った。「必死さがすごく見えた」と渡辺監督は高く評価。前日は菊池が思い通りの投球ができず、首脳陣を失望させた。「自分にとってはチャンス。何が何でも」と開幕1軍へ大石のアピールは続く。

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2012年3月1日のニュース