重ければ1カ月半かかる 藤井彰離脱に医師は「再発のリスクも高い箇所」

[ 2012年3月1日 07:28 ]

キャンプの打ち上げを待たずに帰阪し、鳴尾浜を訪れた阪神・藤井彰

 阪神・藤井彰人捕手(35)が29日、大阪市内の病院で精密検査を受けて「左腹斜筋の筋挫傷」と診断された。全治は不明だが、30日のDeNAとの開幕戦(京セラドーム)への出場は極めて微妙な情勢となった。

 ▼関目病院(大阪市城東区)広岡淳院長 右投げ右打ちの藤井選手にとって左の腹斜筋は打つにも、投げるにも影響が出るところ。再発のリスクも高い箇所です。負傷の程度にもよりますが、一般的には1週間から10日ほどで痛みは消え、軽いスローイングができるようになります。程度が軽ければ3週間ほどで復帰できますが、重ければ1カ月半ほどかかる場合もあります。ただ、ひねる動作が多い投手に比べ野手の方が影響は少ないと思います。

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2012年3月1日のニュース