青木に「ヘイ、ニンジャ!」名付け親はMVP男

[ 2012年2月27日 07:20 ]

ファンが差し出す写真にサインするブルワーズの青木

 ブルワーズの青木宣親外野手(30)が25日(日本時間26日)、メジャー1年目のキャンプインを迎えた。

 練習前の全体ミーティングでは、昨季リーグMVPのライアン・ブラウン外野手(28)から米国でも知名度の高い「ニンジャ」のニックネームを与えられた。

 目にもとまらぬ早業で捕球すると、投げる返球ストライク――。そんな青木を新しいチームメートが「ヘイ、ニンジャ!」とあおり立てる。当の本人は苦笑いするばかり。それでも初日からチームの輪に溶け込めたことが、背番号7には何よりも大きな収穫だった。

 緊張のキャンプ初日。名付け親は他でもないブラウンだった。正左翼手の気遣いが、チーム全体に歓迎ムードを生んだ。青木は「思ったよりもリラックスできた。何をするにもブラウン中心に動いている。チームの軸なんだとあらためて感じた」と感謝。昨年10月の薬物規定違反に異議を唱え、2日前に出場停止処分の却下を勝ち取ったブラウンも「僕が名付けたんだ。凄くいいやつだし、すぐに溶け込んだ」と話した。

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2012年2月27日のニュース