初実戦2タコの3番・イチロー 新打法は飛距離重視

[ 2012年2月26日 06:00 ]

紅白戦で空振り三振を喫したマリナーズのイチロー

 マリナーズのイチローが今季初実戦となる紅白戦に、シーズンで新たに担う「3番・右翼」で出場した。

 ノーステップに近い新打法での実戦初打席は、初回2死。先発ローテ入りが確実な左腕バルガスの外に逃げるスライダーに体勢を崩され、空振り三振。4回は左腕ペレスの内角直球に詰まらされ、遊ゴロに終わり、2打数無安打に終わった。ノーステップとともに、両手を最後までバットから離さない大きなフォロースルーも特徴。飛距離重視のイメージに加え、クリス・チャンブリス打撃コーチは「体の軸をぶらさないという狙いもある」と説明を加えた。無安打の結果にもエリク・ウェッジ監督は「打席での繰り返しが必要なだけ」と気にしていなかった。

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2012年2月26日のニュース