河村保彦さん死去…中日などで活躍 63、64年開幕投手

[ 2012年2月22日 11:52 ]

死去した河村保彦氏

 プロ野球中日などで投手として活躍、オールスターにも出場した河村保彦(かわむら・やすひこ)氏が21日、膵臓がんのため愛知県豊明市内の病院で死去した。71歳。岐阜県多治見市出身。葬儀・告別式は24日正午から名古屋市千種区千種2の19の1、いちやなぎ中央斎場で。喪主は長男隆之(たかゆき)さん。

 岐阜・多治見工高時代の1958年に春夏連続で甲子園大会に出場。59年に中日に入団し、スライダーを武器に3年目に13勝を挙げた。63、64年には開幕投手を務め、19勝した63年にはオールスターに出場した。68年にサンケイ(現ヤクルト)に移籍し、71年シーズンを最後に引退。13シーズンの通算成績は444試合で74勝88敗、防御率3・25。

 指導者では、93年に野村克也監督率いるヤクルトで投手コーチとして日本一を支えた。その後は解説者などを務め、少年野球の指導にも携わっていた。

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