再戦は3年後に…ライバル島袋「宮国と同じ舞台でまた勝負したい」

[ 2012年2月20日 11:39 ]

オープン戦 巨人1-0阪神

(2月19日 沖縄セルラー)
 オープン戦に初先発し、3回打者9人をパーフェクトで4奪三振と圧巻の投球を披露した巨人・宮国。高3夏の沖縄大会決勝で対戦した中大・島袋洋奨投手(1年)もライバルを称えた。

  ×  ×  ×  

 ――宮国が1軍初登板で3イニングを完全投球です。

 「上のレベルでそういう投球ができるのは凄いとしか言いようがないですね」

 ――最近、連絡は。

 「年末に沖縄で興南の同窓会をやった時に、同じ店で糸満の同窓会もやっていて、そこで“プロの世界はどう?”という話をしました」

 ――最近は宮国の報道を目にする機会も多いと思いますが。

 「凄く刺激を受けてます。結果を出しているのを見ると、自分も頑張ろうと思います」

 ――高校時代はよく対戦していた?

 「1年生大会の決勝で宮国に投げ負けて、その時からいい投手だなと。3年夏の沖縄大会の決勝は投げ勝ったんですけど、相手のミスもあったので苦戦した印象が強いです」

 ――いつかはプロの舞台で投げ合いたい?

 「自分も3年後にはプロに行きたいという気持ちが強い。同じ舞台でまた勝負したいです」

 ▽宮国の糸満時代 中学時代は無名だったが、沖縄1年生大会決勝で興南の島袋(現中大)に投げ勝ち、7年ぶりの優勝を果たした。2年春からエースとなり「琉球のダルビッシュ」と呼ばれた。3年春の九州大会で初戦敗退後、右肩を痛め1カ月間の投球禁止も味わったが、夏は沖縄大会でチームを同校42年ぶりの決勝にけん引。再び島袋と対決したが、6回まで1―1も7回に8失点し、1―9で敗れた。

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2012年2月20日のニュース