大嶋、初マスクも…「守備ばかり考え」4打席無安打

[ 2012年2月20日 06:00 ]

<日本ハム紅白戦>9回にマスクをかぶった大嶋

日本ハム紅白戦 紅組4-4白組

(2月19日 くみがみ)
 日本ハムのドラフト7位・大嶋(早大ソフトボール部)が紅白戦で初めてマスクをかぶった。9回、43歳の木田と21歳差バッテリーを組み、3者凡退。それでも「最悪。情けなかったし腹が立った。木田さんに引っ張っていただいてゼロに抑えることができた」と表情はさえなかった。

 試合途中に中嶋兼任コーチから告げられると頭はパニック。「守備のことばかり考えてしまいました」と打撃でも持ち前の積極性が薄れた。4打席で快音はなし。ソフトボール部時代には経験がないという2打席連続三振の屈辱も味わい「プロの世界なので珍しいことではない」と必死に前を向いた。

 この日は早大ソフトボール部の吉村正監督が観戦。恩師の前で大活躍とはいかなかったが、プロとしてまた一つ段階を踏んだ。2軍が鎌ケ谷に戻る23日以降も1軍同行が確実な異色ルーキーは「まだ自分は試合でマスクをかぶる実力はないです。もっと練習しないとあそこに座れない」と課題を自覚していた。

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2012年2月20日のニュース