藤川がクイック改良…０・０５秒短縮！

　阪神の藤川がブルペンでクイック投法の改良に着手した。セットポジションでグラブを置く位置を従来の胸から右腰の前に変え、投球の始動から捕手のミットに届くまでの時間を０・０５秒短縮。「盗塁させないように頑張って勉強する」と意欲的に話した。

　山口投手コーチによると、藤川は投手陣全体でクイック投法を磨くメニューを加えるよう首脳陣に求めたという。投手キャプテンとして引っ張る姿に、山口コーチは「率先してやっているのでは」と目を細めていた。２０日は練習休み。