5打点の上本&3安打の大和 虎の二遊間コンビが躍動 

[ 2012年2月19日 06:00 ]

練習試合 阪神18―1オリックス

(2月18日 宜野座)
 阪神が対外試合3連勝を飾った。オリックスとの練習試合で打線が爆発し、大量18得点を奪った。

 その中でもひときわ目立ったのが若手二遊間コンビだ。25歳の上本は、4回1死満塁で左越えの適時二塁打で走者を一掃すると、5回2死二、三塁でも左越えの適時二塁打で計5打点。大活躍にも「打ったのは内角。今は外角を右へ打つ練習をしているので、(今の結果だけでは)何とも言えないです」と浮かれた様子はない。24歳の大和は4回の本塁打を含む3安打。「今はタイミングを早くして、どんな球にも対応できるようにイメージしています」と存在感をアピールした。

 二塁は平野、遊撃は鳥谷で固まっているが、和田監督は「2人に挑戦状を叩きつけるぐらいになれば」と期待。平野は中堅も守れるだけに「上本と大和は足も使える。チームの引き出しとして持っておきたい」と現有戦力の底上げを喜んだ。

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2012年2月19日のニュース