中畑監督、筒香に公開カミナリ「攻めろよ!」

[ 2012年2月13日 06:00 ]

紅白戦後に厳しい表情で選手に指示する中畑監督

紅白戦 白組3-2紅組

(2月12日 宜野湾)
 鬼の形相だった。紅白戦の終了直後。マウンド付近での円陣でDeNA・中畑監督の怒声が響いた。「受け身じゃ駄目だろ!攻めろよ!!それでミスしたら“ゴメン”って謝ればいいんだ。それと、ミスを引きずるな!そういう姿は見せるなよ!!」

 説教の対象となったのは紅白戦の守備で前に出ず、球を待って失策した筒香と内藤。特に打撃の調子が上がらない筒香が、守備でも声が出ていないことに納得できなかった。「打てないことを考えてるから声が出ない。声が出てないと俺の野球じゃない。ミスしても積極的な姿勢を見せてくれればいい。そういう野球を目指してるんだ」

 前日に続き今キャンプ最多となる3000人のファンが来場。指揮官はインフルエンザで隔離中だった先週の日曜日の分まで朝からハツラツと動き回った。早出特打でフリー打撃に初登板。内藤相手に103球を投げた。紅白戦は本塁後方、一塁ベンチ前、左翼線などさまざまな角度から選手の動きをチェック。居残り特守では筒香らに大声でゲキを飛ばした。説教の効果か筒香もハッスルプレーを連発。第2クールを終えた中畑監督も「あれでいい。攻めてたな」と満足そうだった。

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2012年2月13日のニュース