初実戦14安打8得点!デーブ「数字にバチンと出た」

[ 2012年2月12日 06:00 ]

同点適時打の枡田を出迎えながら頭を叩く楽天・大久保打撃コーチ(右から2人目)

 楽天はデーブ改革が初実戦から形になった。紅白戦でレギュラーの白組が14安打で8得点。初回に打者9人7安打の猛攻で4点を奪ってみせた。岡山県倉敷市の昨秋キャンプから始まったアーリーワークの成果が如実に表れ、大久保打撃コーチは「数字でバチンと出ている」と力説した。

 新打線は1番に昨季52盗塁の聖沢、2番に09年首位打者の鉄平を起用。初回から得点を期待できるチャンスメーカーの役割を任せた。7番で出場した和製大砲候補の牧田は初回にあとわずかで場外という左越え適時二塁打。8番・嶋は4回にバスターエンドランで左前打を放つなど、スイングに力強さが増している。ルーキーでは岡島(白鴎大)がマルチ安打、2軍キャンプから招集された島内(明大)も1安打1盗塁。星野監督は「みんないいスイングをしている」と目を細めていた。

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2012年2月12日のニュース