大嶋 栗山監督も大絶賛「そこが非凡なところ 能力を感じる」

[ 2012年2月10日 07:58 ]

ハムのソフト君がまた打った!!紅白戦の5回、外角ストレートを左前に運ぶ日本ハム・大嶋

 右へ左へまた打った!早大ソフトボール部出身で日本ハムのドラフト7位・大嶋匠捕手(21)が9日、紅白戦に「8番DH」で先発出場。右前、さらに左投手から左前打と快音を連発した。

 栗山監督が評価したのが1打席目だ。打者は内角を突かれると、ボールとの距離をとろうと上体を起こし気味になる。大嶋は詰まることを恐れず、体の軸回転でボールを捉えた。

 「そこが非凡なところ。打者としての能力を感じる」と指揮官。野球よりバッテリー間の距離が短いソフトボールでは、鋭い変化球にも瞬時に対応しなければならない。加えて球界では異例の88センチと長く、940グラムと重たいバット。6本新調したが、いまだに折っていないバットコントロールの良さが大嶋の大きな武器の一つだ。

 5回に出塁した際は、捕手からの一塁けん制にも機敏に反応。ソフトボールではルールでリードができない。前日はぎごちなかったが1日でしっかりと修正。「打者が右でしたし、けん制は予想していました」。第3打席、1死二塁で進塁打の二ゴロには「狙って打ちました」と胸を張った。

続きを表示

2012年2月10日のニュース