早大ソフト部・吉村監督「本当に最初の打席で打つとは」

[ 2012年2月9日 06:00 ]

紅白戦 紅組4-4白組

(2月8日 名護)
 【早大ソフトボール部・吉村正監督のコメント】

 プロ入りが決まってからあいつは友達への色紙に「初球ホームラン」て書いていましたが、本当に最初の打席で打つとはね。

 高校のプレーを見たときから「投手で世界一にしてやろう」と思わせるだけの身体能力があった。大学の1年秋になって「ピッチャーをやりたくない」って言うもんだから、バッターでならプロ野球、メジャーに行けると思って私は逆に「しめた」とも思った。3年の6月頃に「市役所に就職したい」と言うので「男ならなんでメジャーを目指さないんだ」ってしかり飛ばしたあたりから、ようやく本気になり始めてくれた。

 ただ1軍でどれだけやれるかだから、これからが勝負。栗山監督やチームがどこまで能力を引き出してくれるか楽しみ。久しぶりに電話でもして褒めてやらないといけませんね。 

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2012年2月9日のニュース