宮本 送球ミスに怒「それで去年負けたんだろう」

[ 2012年2月9日 06:00 ]

城石内野守備・走塁コーチ(左)と厳しい表情で動き方の確認をするヤクルト・宮本

 喝、喝、かぁーつだ。ヤクルトは8日から始まった走者を置いての実戦的な守備練習で、送球ミスが相次いだ。

 日ごろは温和な小川監督も「全然物足りない。練習でできないものは試合でできない。ちょっとレベルが低い」とブ然。昨季終盤は優勝に向けてデッドヒートを演じた中日戦で、外野手の送球遅れや捕球ミスが勝敗を分けた。それだけに、三塁の宮本は、左翼の飯原からの送球がそれると「それで去年負けたんだろ」と一喝。一塁の畠山がカットプレーで呼吸が合わないと「おまえがカットするんとちゃうんか!」と怒鳴り上げた。41歳のベテランは練習後、「練習では100%に近い確率でできないと」とだけ言い残し、足早にその場を立ち去った。

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2012年2月9日のニュース