ドラ1・十亀は館山似 渡辺監督「そうなる可能性ある」

[ 2012年2月7日 06:00 ]

フリー打撃で安定した投球の西武・十亀

 フリー打撃に初登板した西武のドラフト1位・十亀(JR東日本)が修正能力の高さを見せた。

 雨のため傾斜のない室内練習場で、原と熊代に対して計36球。安打性の当たり2本に抑え「軽く投げてもいいコースに行けば、打ちづらいのかなと感じた。思った以上にストライクが入って、やってきたことが間違っていなかったと実感した」と、ストライク率81%に手応えを口にした。渡辺監督もサイドスローから威力ある直球を投げ込む姿に、ヤクルト・館山をダブらせ「大学(日大)の先輩だし、そっくり。それくらいになる可能性はあるよ。傾斜のない中でストライクを投げられるのは修正能力が高い」と評価した。

 一方、ドラフト2位・小石(NTT東日本)は43球を投じてボールが21球と制球に苦しみ、十亀とは明暗が分かれた。

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