開幕投手へ!斎藤 登板予定の7試合で「全て結果を」

[ 2012年2月4日 06:00 ]

 開幕投手への道は結果が全てとなる。日本ハム・斎藤は3日連続でブルペン入り。鶴岡を相手に変化球を交えて45球を投げ込み、3・30開幕投手へ向けて結果にこだわる考えを示した。

 「実戦では全て結果を求めていきたい。なるべく点を取られないようにしたい。結果を出していけば、その先にあるものが見えてくる」

 先発が決まってる11日の広島との練習試合(名護)から順調にいけば7試合。その全てで失点を抑え、結果を残していくつもりだ。高いノルマだが、手応えは十分。吉井投手コーチのアドバイスでオフも感覚を忘れないため投球を続け、昨年後半のいい状態のままキャンプに入った。打者方向へ体重移動がスムーズにいくようになり「いい感じです。フォームを固めるために、球数を投げたい」と話した。

 栗山監督は「いい方向に来てるが、求めてるものはもっと高い」と厳しい。実績のない斎藤に求めるのは「この投手なら任せられる」と周囲を納得させるものを見せること。それには結果を出すしかない。斎藤も自覚している。節分のこの日、持参した豆を年の数(23個)食べて「万全です」と笑った。開幕投手を勝ち取る準備も万全だ。

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2012年2月4日のニュース