栗山監督「先考えず」ルーキーに“即”戦力指令

[ 2012年1月29日 06:00 ]

栗山監督(中央右)と共に試食会に参加した大嶋(中央左)ら

 日本ハム・栗山監督が、東京・有明の東京ビッグサイトで行われた日本ハム本社の商品展示会に出席。ともに出席したルーキー6人に対し、第2クールの実戦から早期の勝負をかけるように求めた。

 「新人として見るのは初日だけ。キャンプ2日目からは戦力となるかどうか見ていく」。栗山監督が考えている勝負をかける場は7、9日の紅白戦。実戦が中心の名護キャンプとはいえ「新人に与えられるチャンスはそこくらいしかない。このスケジュールなら自分はどこが勝負かを考えてほしい。チャンスのつかみ方はいろいろある」

 新人は6人全員が2軍スタートだが、1軍の紅白戦で結果を残せば1軍昇格もあり得る。注目のソフトボール部出身、ドラフト7位の大嶋(早大)も「実戦に出させてもらえるのならいつでもいい。今は早く野球をしたいです」と意欲的。野球の捕手としては即戦力は難しくても、1軍は左の代打が手薄なだけにチャンスは十分にある。

 栗山監督は「先を考えず、今勝負するという思いを持ってくれ」と6人に声を掛けた。「自分もそのつもり」。大嶋の言葉はルーキー全員の言葉を代弁していた。

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2012年1月29日のニュース