村田、一発よりつなぎ優先!一蓮托生のバット見つけた

[ 2012年1月28日 06:00 ]

オレンジ色の用具を身につけ、打撃練習をする巨人・村田

 巨人・村田が「一刀流」を貫く。27日から宮崎県総合運動公園でのチーム合同自主トレがスタート。ティー、フリー打撃ではジャイアンツカラーに新調した革手袋、練習用バットで快音を響かせた。

 昨季は相手投手や自身の状態で2種類のバットを使い分ける二刀流だったが「今年は一本でいく。今、使っているバットを1シーズン使い通せれば一番いい成績が残せると思う」と誓った。

 昨季は同じ重さ930~940グラムながら、グリップエンドの形状を替えることで重心がヘッド寄りの長距離用と、重心が手元に近い中距離用を使い分けた。今季は、より確実性を重視した後者を選択。飛ばない統一球対策にレベルスイングを意識した打撃フォームに改造しており、点ではなく線で確実に捉えるのが狙いだ。巨人の重量打線の中ではつなぎが求められる場面も増える。前夜は阿部と夕食をともにし、この日は長野、大田らとバット談議を交わした。「また新しい気分になりました」という村田は一蓮托生(いちれんたくしょう)の相棒を武器に新天地に挑む。

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2012年1月28日のニュース