喜びに沸く地球環境 羽鳥監督「通信制の可能性認められた」

[ 2012年1月27日 18:14 ]

センバツ出場32校決定

 地球環境の羽鳥監督は「本当にうれしい。通信制の生徒たちの可能性が認められたことが一番大きい」とほっとした表情で語った。

 午後3時半すぎ、校舎近くのグラウンドに野球部員や保護者らが集合。出場決定を聞かされると、羽鳥監督らを胴上げし、喜びあった。

 平日は午前中に講座を取り、午後から練習に励む。坂本主将は「通信制でも、他の高校と変わらない練習をして頑張っていることを分かってもらいたい」と話す。「見せどころは守備。甲子園までに守備を強化して、1試合でも多く勝ちたい」と抱負を口にした。

 サッカー部は、既に通信制高校として初の全国高校選手権出場を果たしている。羽鳥監督は「あがることなく、自分たちの野球ができれば勝てる」と言い切った。

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2012年1月27日のニュース