ダル入団でレ軍の地元紙…「試されるコーチの手腕」

[ 2012年1月27日 09:00 ]

 米大リーグ、レンジャーズの地元紙ダラス・モーニング・ニューズは26日、注目のダルビッシュ有投手について「マダックス投手コーチの手腕が試される」との記事を掲載した。

 同紙は日米で投球に対する考え方が違うことを指摘し、日本より間隔の短い中4日で先発する米国での登板間の調整の違いなどに言及。「ギャップを埋め、米国流を納得させられるか、コーチの腕の見せどころ」とした。

 マダックス・コーチは「彼の球数には注意する。相当な数の球種を持つそうだが、試合ではベストな3、4種に絞り、早いカウントで打ち取らないと。球数が増えればここの夏場はきつい」と同紙に話した。

 同コーチが指導する日本投手は、ブルワーズ時代の大家を含めて4人目。「完全に日本式だった建山からいろいろ学んだ。準備はできている」と指導に自信を持つ。

 通算324勝の大投手だったライアン球団社長は「マイク(マダックス・コーチ)は投手の特長や持ち球を分析して組み立てを考えるのがうまい。2人は絶対にうまくいく」と太鼓判を押す。(共同)

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2012年1月27日のニュース