昭和30年代は7時開始 巨人 大きな環境変化で新たな試み

[ 2012年1月26日 09:52 ]

 巨人が25日、7月25日の水曜日に東京ドームで行われるDeNA戦を午後7時に開始すると発表した。

 1959年(昭34)6月25日に天覧試合として行われた巨人―阪神戦(後楽園)が午後7時開始だったように、昭和30年代は珍しいことではなかった。

 昨年は7月5、6日に沖縄で横浜―広島戦が午後7時開始で行われたが、暑さ対策を考慮したもの。東京ドームで公式戦が午後7時開始となるのは異例で、セ・パ同時開幕のために試合開始を遅らせた94年の広島との開幕戦以来、18年ぶりとなる。観客動員の低迷や地上波でのテレビ中継がなくなるなど、大きな環境の変化が新たな試みの背景にある。

 来季以降の実施については「お客さんのニーズを聞いて、要望があれば試していこうということ」と桃井社長。3年ぶりのV奪回とともに営業面でのV字回復も目指す。

続きを表示

2012年1月26日のニュース