松坂 回復順調 ブルペン入り間近も「投げてみないと分からない」

[ 2012年1月26日 09:20 ]

 昨年6月に右肘の靱帯修復手術を受けたレッドソックスの松坂大輔投手が、順調なリハビリを続けている。

 キャンプ地のフロリダ州フォートマイヤーズで、力の入ったキャッチボールを始めており「悪くはないですね」と明るい表情。シンプソン・リハビリ担当トレーナーは来週からブルペンで投球練習を開始させる方針だ。

 25日は距離を約40メートルまで伸ばしながらの遠投の後、相手を座らせて力強い速球を21球投げた。右肘を気にするそぶりはなく、球威は増している。ブルペンでの投球練習再開について「特に気にしていない。言われた日に入るだけ」と言葉は素っ気ないが、笑みがこぼれる。

 昨年10月にキャッチボールを再開。年末年始を日本で過ごした後、1月初旬にフォートマイヤーズのマイナー施設で練習を再開した。後半戦からとされている復帰時期も早まるのではと思わせる回復ぶりだ。

 ここからは実戦復帰への準備段階に入る。31歳の右腕は「投げてみないとどうなるか分からない。体が(マウンドの)傾斜を使うことによってどういう反応を示すか」と話し、表情を引き締めた。(共同)

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2012年1月26日のニュース